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2003年の報告
>>
会員の住宅・住環境に対する意識の向上と会員相互の親睦を図ることを目的に行っております先進地視察ですが、本年度は「木材利用促進」をテーマに、9月1日、2日に、宮崎県の関係施設を37名が視察しました。
■ 宮崎県都城市
宮崎県木材利用技術センター
理想的循環資源である「スギ人工林材」の有効利用研究を進め、地域の木材関連産業の技術向上と木材需要の拡大につながる新技術、新製品の開発を行い、木材関連産業の活性化と山村・林業の再生を図るための研究施設で2001年に開設された。
視察は木材利用技術センターの概要について有馬孝禮所長の説明の後、管理棟で研究成果を見学し、研究棟、実験棟等(すべて木造)研究により建設された実物を見学した。
有馬所長の概要説明
管理棟
スギ集成材を箱型に加工し、柔らかい曲線を持つ屋根に架け渡している
加工実験棟
柱と登梁の間に2段の方杖を組み合わせ、接合部を木組みと木栓によって固定している
研究棟
接合部にほとんど金物を使わない木造立体トラス構造
■ 宮崎県宮崎市
宮崎県全天候型運動施設(木の花ドーム)
宮崎県産材の大断面集成材を使用した楕円形ドーム。 (長径 122m、短径 102.5m、最高高 38m) 鉄筋コンクリートの下部構造に支えられている。
屋根は四フッ化エチレン樹脂コーティングガラス繊維布を使用した膜構造。
大断面集成材は宮崎県木材利用技術センターで研究開発されたもの。県教育委員会の担当者の説明の後、見学を行った。
屋根膜に採光性に優れたテフロン膜(特殊ガラス繊維)を採用。日中は自然採光により照明が不要又は軽減
県教育委員会担当者の説明を受ける
ドーム集成材と接合部のディテール
ドームにて 見学参加者 記念撮影